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よつば君

まだ、そんな世界で生きているの?

発達障害のある子と同級生になった時に親が感じた多様性のある社会の難しい現実

今回は少しデリケートな話をしようと思う。
先日、娘が暗い顔をして学校から帰ってきた。
どうしたのかと聞いてもなんでもないという。
しかし気になるので夕食時、嫁を促して話を聞いてみた。
どうやら同じクラスの男の子に暴言を言われたらしいのだ。
名前の事でからかわれたり、体型の事でからかわれたりして教室で泣いてしまったらしい。 
因みに、娘の名前は昔からある一般常識的な名前だし、体型は中肉中背だ。
今の学年になってから最初は問題なく過ごしていたが、最近になってその男の子からよくからかわれるようになったという。

同級生が発達障害

話を聞いた時、初めは脳天気にその男の子は娘の事が好きなのでは?などと低学年の男子によくある好きな子にわざとイタズラするたぐいの事かと思ったが、嫁が言うには、そんな簡単な話ではないというのだ。
どうやらその男の子は娘に限らず、同じクラスの他の子に対しても態度が良くないらしいのだ。
「それなら担任の先生に言えば」と嫁が困ったような煮え切らない態度で言ってきた。嫁の煮え切らない態度が気になったので、そこを突っ込んで聞いてみると、発達障害のある子だというのだ。
実は保育園が一緒で顔馴染みだったのだが一度その子の母親から発達障害があるので、迷惑をかけるかもしれないと聞いた事があるという。
私は難しい問題だなと考えてしまった。
すると娘が 「先生に何回怒られても直らないんだよ!名前の事だってせっかくお父さんとお母さんが一生懸命考えてくれたのに、ひどい!」 と、怒り心頭で訴えてきた。
名前の事をそんな風に考えて怒ってくれるのは嬉しいが…。
「嫌な事言われて悔しい気持ちは分かるけど、それはしょうがないよ」 となだめることしかできず、当然娘は納得していなかった。 そのまま食事をしながら娘なりに言いたい事があるようで、それを黙って聞いていた。
娘には悪いが、相手の子には悪気が無いのだから仕方がない。 あまりひどかったら先生に話をするけど、その子に嫌な事を言われても気にするな、と言うしかなかった。
理想はもっとその男の子の事を理解して接してあげる事が出来れば良いのだが…。

周囲の理解が必要

食事の後、気になってネットで調べてみたが、発達障害があって他者への暴言やそれ以上の行為がある子の事を他害のある子と言うらしい。 反対に自分を傷つけてしまう子もいるようだ。
そしてひとりの生徒の他害行為で授業に支障をきたし、他の生徒が我慢するという事もあるのが現実のようだ。
ブログなどをはじめとする関連記事を読むと発達障害のある子供を持つ親御さんのご苦労も他人事ながら同情を禁じ得ない。

少し驚いたのは他害行為は周囲の声かけ、他害行為時の対応によって時間は掛かるが改善出来るという事だ。(家庭での環境下が一番影響があるらしいが)

そうなのか、改善出来るのか。

分からない のだから仕方がないですませる以外にも方法があるようだ。 とはいえ、やはりそこには家庭や学校の先生、支援員との連携や周りの理解が必要で、スムーズにいかない事も多いのだろう。
娘のクラスの男の子は、実際にどの程度の周りの支援があるか分からないが、これから学年があがるに連れてこのような問題はいくらでもあるだろう。 少しからかわれたくらいで学校に連絡するのも過保護すぎるかもしれないと考えるが、どこまで娘に我慢させるのかという線引きもまた悩ましい。

逆をまた然り

今回は娘がされたことを記事にしたが、逆に障害を持った子がいじめられるという許されない事も多々あるのも胸が痛む。 そういった問題に直面したときに私達はどう向きあうのか、家族で考えなくてはいけない。

多様性のある人々が、互いを理解し尊重しながら生活できる日が来ることを切に願う今日この頃であった。