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よつば君

まだ、そんな世界で生きているの?

ずる賢く生きるススメ。うつ病にならない為、自分を守るため

健康管理 健康管理-うつ病
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こんにちは、休職による業務引き継ぎ中の ヨツバ君です。

引き継ぎ案件が大量にあり、改めて自分の業務量の多さに驚いています。

 

噂が広がるのは早い物で、私がうつ病で休職する情報が全社を駆け巡っていた。

うつ病とはいっても、軽度である為、うつ症状と言った方が正しい。

 

今は進行中の案件の引継ぎ業務に専念している。

残った社員に負担を掛けないよう、できる限り分かりやすく引継ぎ資料を作っている。

 

引継ぎ業務を行いながら、今までの会社員生活を振り返っていた。

私は中途入社だが、出世が速かった。

普通なら6年ぐらいでかかる所、3年ぐらいで昇進していた。

売上は常にではないが誰よりも多く、クレームなどのトラブルもまったくない。

上司からの信頼も厚く、業務の裁量はほぼ個人的な判断に任されていた。

 

また、顧客からも信頼されており、担当エリアが交代になるとき、担当者を変えるなと本社にクレームの電話が入るほどだった。

とにかく頑張った。早く昇進したかった。誰よりもたくさん給料が欲しかった。

給料を増やして家族に楽をさせたかった。

 

給料が増える事 = 幸せが増える。

 

そう信じて業務量が増えようとも、残業が深夜になろうとも苦にせず業務に励んでいた。

それが、このざまだ。情けない。

当然、出世レースからは外れることになる。

 

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うつ病の診断書を会社に提出してしまった。 - よつば君

同僚に電話が殺到

理由は伏せられているが、私が休職することが関係する部署に知れ渡った。

理由なんて何となく察しがつく物。

その時から私の携帯電話が鳴らなくなった代わりに、同僚のスマホが引っ切り無しに鳴るようになった。

私の情報を興味本位で聞くためだ。

スマホが鳴る度に、皆が給湯室に入っていく、関係部署の知り合いから、私のことを聞かれているのだろう。

業務内容の連絡や、お客様からの連絡なら、スマホに掛かってきても席を離れないが、スマホの着信の度に、皆が給湯室に入っていく。

給湯室から同僚が戻ってくると「また聞かれましたよ」とのこと。

私は気にしないから、席に座って話せばいいし、「正直に言っていいよ」と伝えた。

また、電話を代わるから直接説明するとも伝えているが、誰も代わってくれない。

 皆の興味は?

聞かれている内容はおおむね次のような内容だ。

  • そんなに心が弱かった?
  • いつから来てないの?
  • いつから うつだったの?
  • 会社辞めるの?
  • 残ったメンバーで業務を回せるの?

 

私もバックレた社員の噂を聞くと、興味本位でそんな電話をしていた。

相手側は、さぞかし迷惑だっただろう。

今さらながら、あさましい人間だったなと嫌になる。

 

私は、まだ出社しており、引き継ぎ業務を行っている。

 

私がまだ出社していると聞くと、一様に驚くそうだ。

我が社では、突然来なくなるパターンが多いからだ。

暫くすると、同僚への業務連絡もスマホを介して行われるようになっていた。

私が電話に出たらなんて声をかけてよいか・・・そんな配慮?からだろう。

私の体調を心配して、電話もなるべく出なくてよいことになっていたが、社内の電話が各々のスマホに掛かってきてしまうため、固定電話に掛かってくるお客様からの電話は私が一番の多くとる羽目になっていた。

出社時は気が張っているので多少落ち着いているから、電話対応自体は特に苦にならない。

そんな時、珍しく固定電話に社内の連絡が入った。誰よりも早く私は受話器を取った。

相手はかつて同じ事務所だった先輩だった。

ダメ社員のせいで俺は!

私の声を聴いて、少し驚いた様子だった。

「まだ来ているんだ。大丈夫?」

心配かけて申し訳ない旨と、引き継ぎ業務を行っていることを簡単に話した。

 

私はこの先輩が嫌いだった。

嫌いな理由は、はっきりとしている。

 

仕事が出来ないのである。

 

何か新しいことをやらせるとミスばかり。なので元の業務量に戻される。人よりもはるかに少ない業務量を期限を目いっぱい使ってこなす。そして定時ぴったりで帰っていく。

上司は何も期待しておらず、最低限の仕事をこなせれば多くは望まないといった感じ。

 

何のために仕事をしているのか。

こんな役立たず、クビにすればいいのに。

 

一緒に仕事をしているときは、常に不満に思っていた。

私がこんな状態になったのも、お前のようなダメ社員の負担を背負っているからだ!

そんな怒りがこみ上げてきたが、表に出さず、淡々と業務について話をした。

電話を切る際に、先輩が気になることを発した。

「病気が治ったら、今度はうまくやれよ

電話が切れた。

うまくやれよ・・・どういうことだ?

 

引き継ぎ業務をしている最中も「うまくやれよ」が少し気になっていた。

お前に言われたくないという感情もあるが、そういう意味で気になっているのではない。

 

新しいことをやらせるとミスばかりなので元の業務量・・・

上司は何も望んでいない・・・

 

そういうことか・・・

 

仕事が出来ない訳ではない。あえてやってなかっただけだ。

思わず笑ってしまった。

 

すごいな。賢い。ずる賢い。

頭は悪くないと思っていたが、私より全然。

腹が座っている。

 

ブラック企業と思われる我が社では、昇進とちょっぴり上がる手当をエサに、責任感が強い単純な思考回路の「できる社員」にはどんどん仕事を押し付ける。

ダメ社員は、とりあえず最低限の事が出来ればクビにならない。

私と先輩の給料の差は4万円である。当然私の方が多い。

しかし、深夜残業や休日出勤のことを考え4万円を時給換算すると、悲しい気持ちになる。

4万円は、いらないから自由の時間が欲しい。早く帰りたい。責任から逃れたい。

先輩ははるか昔から、それを実現していたのだ。

しかし、それを実践しているところがすごい。尊敬に値する。

 

今になって思うと、うつになって見えてこなかったものが見え始めたような気がする。

これからは、少し、ずる賢く生きようと思う。

どうせ出世なんてできないのだから。

家族のため、自分を守る炒め。

 

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