タイで風を感じたい方はトゥクトゥクに乗ろう

トゥクトゥク2
仕事とプライベートを兼ねて、タイに行った。
微笑みの国タイ。是非ともトゥクトゥクに乗ろう。タイ行が決まってから決意していたことであった。
タイは初めてなので、ホテルの手配、日程調整などは現地に在住している知り合いに依頼した。
向かったのは首都バンコク。タイでは年に一度のお祭、「ロイクラトン」が開催されており、空港内でも熱気に包まれていた。
年中温暖な気候とのこと。11月は、特に過ごしやすい気候とのことだった。
それでも熱帯の国なので、額の汗を吹きながら、暑い時期に来ていたら大変だったなと思っていた。
現地で待ち合わせている知り合いの到着を待っていると、ペットボトルに入った緑茶を片手に知人は現れた。
手渡された緑茶のキャップを開け、乾いた喉に一気に流し込んだ。トロピカルな味が口中に広がり、吐き出しそうになった。
タイのお茶は日本のお茶と違い、トロピカルな味が主流。緑茶風味のジュースと言った感じだった。
空港にはお目当てのトゥクトゥクは走っていなかった。
私のトゥクトゥク乗車の動画を貼り付けておきます。⇒ トゥクトゥク車載動画
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待望のトゥクトゥクでもちょっと待った

トゥクトゥク1
空港からタクシーでバンコク市内に入ると、お目当てのトゥクトゥクが町中を走っていた。
暑いタイでは窓のないトゥクトゥクトゥクはとても快適に見える。早く乗ってみたい。風を感じたい。そんな気持ちを抑えられなくなっていた。
タイの観光地に到着すると、そこかしこにトゥクトゥクが停まって客待ちをしている。
日本で言うところの駅の前で客待ちをしているタクシーと言ったところか。
衝動を抑えきれず、トゥクトゥクに向かうと、知り合いから「待て」と制止された。
「客待ちをしているトゥクトゥクは料金が高い、乗るなら流しのトゥクトゥクだ」
流しのトゥクトゥクとは、街中を走って客を探しているトゥクトゥクのこと。
タイではタクシーなどでも乗車する際に運賃の交渉をしなければならない。流しのトゥクトゥクの方が料金が安いとの事。
観光地を少し離れると、大通りにでた。そこで流しのトゥクトゥクを拾うことになった。

知り合いがおもむろに、車道に向かって手を斜め下に差し出した。
日本では手を高らかに挙げてタクシーなどに乗車の意思を示す合図を送るが、タイでは手を斜め下にし、その手を恭しく振ることで運転手に乗車の合図を送るのである。
知り合いの合図に気づき、走行中のトゥクトゥクが停車した。
早速、運賃の交渉が始まった。タイ語がしゃべれない私は、状況を見守るしかなかった。
交渉が成立したのか、運転士から乗り込むよう指示され、私達はトゥクトゥクに乗り込むのであった。
開放的な社内。後方に配列された長椅子に腰を下ろすと、軽い排気音を響かせながらトゥクトゥクは走り出した。
タイの生暖かい風が頬をよぎる。
乗り込んで分かったことだが、ハンドルはスクーターのようで、スクーターを改造したものがトゥクトゥクなのでは?と思われた。
正直なところ、タクシーの方が快適であった。
話のタネに一度乗ることはいいが、一度で良い。
タイにはエアコンの効いたタクシーが最適だと実感した。
因みに、タクシーの方が運賃が安いことに驚きを隠しきれなかった。
トゥクトゥクに乗ってみた(車載映像)

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