高速観覧車は存在した

高速観覧車
高速で回転する観覧車、そんな乗り物が存在するのか、存在したとして一体どのように乗り込むのか。
昨年、仕事とプライベートを兼ねて、タイに出かけた。
久しぶりの海外ということもあり、胸の高鳴りが抑えられなかった。
タイを訪れるのは初めてなので、宿泊するホテル、現地での移動手段などは、タイ在住の知り合いに依頼した。

訪問予定期間に、タイではロイクラトンというお祭りの期間でることがわかった。
全国的な祭りとのことで、タイ国内がお祭りムードになるとのこと、どんなことが待っているかとても楽しみになっていた。
まさか、あのような高速回転した乗り物を目の当たりにするとは、旅立つ前は夢にも思わなかった。
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ロイクラトン?なにそれ?

タイの首都、バンコクに到着すると街中がお祭り騒ぎのようであった。
現地の知り合いに、祭り期間はずっと賑やかなの?と聞いたところ、年中賑やかだとのこと。祭りには関係がなかったようだ。
ロイクラトンとは毎年開催されているお祭りで、灯籠を川に流したり、灯籠を空にゆっくり打ち上げたりするお祭りのようであった。
たぶん、何かに感謝する意味が込められていると思うのだが、何に感謝しているかは、イマイチ分からなかった。
興味を持って聞けばよかったと思っている。

バンコクでは、西に流れるチャオプラヤー川に灯籠を流して、何かに感謝をしているのだが、それよりも、イルミネーションで飾られたきらびやかな船のほうに目を奪われてしまった。綺麗というか、けたたましいというか。厳かな感じではなかった。
そのうちの1艘に乗船することとなった。外はきらびやかだが、中はいたってシンプルだった。
船が途中でショッピングモールのような店が立ち並ぶ場所に停泊した。

ショッピングモールは大きく、東京ドームで言うと何個かは入るのではないかという大きさだった。
ショッピングモールを奥へと歩いて行くと、目の前に、高速で回転する奴が現れたのだ。
観覧車だということは見ればすぐ分かる。大きさも普通の遊園地にあるものと変わらないのだが、
回転が早過ぎる。いや、早いなんてものではない、かなりの高速だ。
巨大な物体が高速で回転するさまは、とても滑稽に見えてします。でも、どうやって乗り込むのだろう。
乗り込めたとしても、あの高速に耐えれるのか。

そんな感情が芽生えた時、人の列が見えてきた。長蛇の列を目で追うと、最前列は観覧車につながっていた。
こんなに高速なのに、なぜ、人が並んでいるのだ。
普通の観覧車であれば観覧車が1周するのに時間がかかるので、長蛇の列が出来るのも想像に難しくない。
しかし、これは高速である。
高速回転する観覧車の動画を下記に添付します。
興味ある方はどうぞ。

一周するのに1分もかからないであろう。乗ったと思ったら直ぐに降りなければならない。
人の回転も高速で行えると思う。でも長蛇の列である。その時、大きな音とともに、観覧車が急停止を行った。
ざわつく観客達。でもよく見ると停止しておらず、回転がゆっくりとなっている。
通常の観覧車と同じ回転になってるではないか。やはり、乗り降りは高速では無理だったようである。
低速にしてから客を入れ替え、全席の入れ替えが終わったら再び高速で回転するとの仕掛けであった。

乗りますか?知人が聞いてきたが私は断った。回転が怖いのではない、高いところが苦手なのだ。
でも一瞬で高いところは通過してしまうが・・・