f:id:metaru333kitigai777:20160608224058j:plain臨機応変、社会人になると頻繁に耳にする言葉だ。
嫌な言葉だ。本当に大っ嫌いな言葉だ。
何か問題が起こったり、特別な事情が起こった際には必ず、「臨機応変に対応するように」と指示が出る。
それならばまだ許せる。
特別な事情でも、特別問題でもない場合でも「臨機応変に」と言われる。
臨機応変とは何だ?この人は、言葉の意味を知っていて使っているのか?

臨機応変の意味とは

臨機応変の意味とは次のようである。

その時その場に応じて、適切な手段をとること。また、そのさま。

本来の意味通りに使われているのであれば問題はない。
しかし、本来の意味とは違った内容で使われることが多い。
代表的な例として、「面倒だから、お前がやれ」として使われている例が多いのではないだろうか。

お前がやれと言われる人は、立場が弱い人である。
社会人として生活していると、業務上で何かのトラブルに巻き込まれることがある。
社内のルールでは、トラブル解決はトラブルに起因する担当部署であったり、当事者が対応することとなっている。
しかし、その部署が強い権限を持っていると、トラブル解決を立場が弱い者に押し付けようとする。
その際に発せられる言葉が「臨機応変にやってくれよ」である。

押し付けられた側にしてみれば、「なにが臨機応変だよ!」と憤慨するものである。
しかし、断る勇気は持ち合わせていないし、断れる立場でもない。
渋々、やらなくてもいいことを引き受けなければならない。
臨機応変とは立場が強いものには都合の良い言葉であるが、弱い者にとっては迷惑な言葉である。
私の考える「臨機応変」の意味は次のようである。

・ルールを無視することである。
・ルールがない場合は弱者に押し付ける。
・弱者に責任を負わせる。

1周間のうち、何度「臨機応変」で振り回されたか。
社内規定や社内ルールは、何処に言ってしまったのか。
また、社内のルールがあいまいな場合にも、「臨機応変」は頻繁に登場する。
この業務は何処が担当するの?「臨機応変に!」
結局、弱い立場に仕事が回ってくる。
余裕を持って業務をこなしているのであれば、臨機応変の言葉のもと、従うのも百歩譲って理解できる。

しかし、今は、殆どの人が忙しく走り回っている。
そんな最中に「臨機応変に」等と言われると非常に腹立たしい。
やらなくてもいい仕事を増やされる口実である。
また、臨機応変を頻繁に口から発するのは暇で、必要以上の権限を持ち合わせている方が多い。

暇なら自分でやれ!

言い返したいが言えない。
そんなジレンマの中で、日々を過ごしている。
もっと器用に立ち回れたらいいのかな。
そんな反省もしたりするが、やはり「臨機応変」は嫌いだ。