「聲の形」を見てきた。面白さが分からなかった。

途中で寝そうになってしまった。眠い目をこすりながら見ており、内容は理解できたが、どこがおもしろいのか理解できなかった。

最近の若者の事は良く分からないと言うべきなのか、何なのか。

映画を見たら、主人公の名前や、ヒロインの名前は憶えて帰るものだが、この映画を見た後、誰の名前も覚えていなかった。脇役の子に至っては、顔すら浮かんでこない。インパクトがあったのは、主人公の母親が金髪で若いと言うぐらいだ。いや、本当に母親だったのかも分からない。あと、耳の聞こえないヒロインの声優の方の演技力がすごいと思ったぐいらだろうか。

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映画の評価は高いのに

 「聲の形」を見るにあたり、ネットで映画の評価を確認していた。

ネットでの評価はかなり高く、「感動した」とか「涙が止まらなかった」など、どのサイトでも高評価だった。 感想を見れば見るほど期待が高まり、こんなに感動できる映画はないのでは?と思い込んでしまうほど期待をしていた。

また、先に見た「君の名は」は、あまり期待せずに見に行ったがとても面白かったので、その流れで「今年はアニメが熱い」と思い込んでしまっていた。

共感する部分、感情移入する部分がなかった。

主人公やヒロインに共感したり、感情移入することは、映画を面白く感じるうえでのポイントとなる部分だと思うが、何も感じることがなかった。以外に淡々と話が進んでいくため、共感もできないし、感情移入ができなかった。登場人物が何を考えているか分からない映画だった。

単調な展開だった。

展開が緩やかと言うか、単調と言うか、ゆっくりと時間が流れる感じだった。なので、とても眠くなってしまった。

レイトショーで見たせいもあるが、まぶたが重くなる映画だった。せっかく時間とお金をかけて見ているのだからとコーヒーをがぶ飲みして眠気を何とかしのいで見ていた。

後半は、がぶ飲みしたコーヒーのおかげでトイレに行きたくなるのを我慢する状況になり、眠気は吹き飛んだが、トイレに行こうか、どうしようか迷いながら見ていた為、余計に内容が頭に入ってこなかった。

漫画を読んでから行くと楽しめたのかも

漫画が原作のこの映画も、漫画の内容を凝縮した映画なのだろうか。その辺りは分からないが、漫画を読んでから映画を見ていたら違った感想になっていたかもしれない。

ただ、漫画を読んでまで行きたいとは思わない。興味のないマンガを買いたくないし、読みたくない。映画だから「見たい」と思っただけなのだから。

でも、漫画喫茶に行く機会があったら読んでみたいと思う。でも、漫画喫茶に行ったらワンピースやハンターハンターを読んでしまいそうな気がする。

たぶん私のように薄汚れた大人には理解できないピュアな映画だったのだろう。そう考えるのが自然だ。