安全な耳かき方法

耳かきのおすすめグッズをご紹介します。

耳垢を取るコツや湿った耳垢、乾いた耳垢でもゴッソリ取れる耳かきをご紹介します。

耳かきは本当に気持ちいいですね。耳掻きが気持ちい理由は、耳に感覚を刺激する神経があるからだそうです。耳に溜まった老廃物を掃除する為だけでなく、耳の表面をマッサージしているような感覚になり、とてもいい気分になります。

また、乾いているた耳垢(乾性耳垢)もあれば、湿っている場合(湿性耳垢)もあり、同じ人間なのに種類も様々です。耳垢のタイプによって耳かきも使い分けると良いとお思います。

でも、頻繁に耳掃除をしているにもかかわらず、耳垢が毎日溜まるのは不思議な事です。お風呂に入った後に綿棒で掃除を行うと、必ずと言っていいほど耳垢が取れます。

そんな耳かきに関して、もっと気持ち良いグッズは無いかと探した結果をまとめます。

尚、最近の情報では耳の穴は掃除しなくても大丈夫らしいです。

耳掻きなどで掃除すると、耳の穴である外耳道や鼓膜を傷つけてしまう可能性があるからです。その辺りは後半で紹介していますので、併せてご覧ください。

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目次

 

耳かきおすすめグッズ

耳掻きや耳掃除をするおすすめグッズです。ネットで比較的評判の良いグッズを集めましたので選ぶ際のご参考にしてください。

楽しいく気持ちよく耳垢を取り除き、耳を清潔に保ちましょう。

みみごこち

耳ごこち

新感触と言うだけあり、耳垢を掻き取る先端部分に特徴があります。

その先端部分は乾燥耳垢タイプ(タイプ1)と湿性耳垢タイプ(タイプ2)の2種類が1セットになっており、タイプ1の先端部分はソフト樹脂製の為、毛先の1本1本んが柔らかく痛みもありません。タイプ2の先端はサイズも小さい為、お子様にも安心して使えるようです。

先端の構造に特徴がある耳かきの為、今までにない感覚を味わえるかもしれません。

 

 ポケットイヤークリーナー デオクロス

 

イヤークリーナー

吸引タイプの耳掃除器で、吸引だけでなく振動も加わることで、耳垢をしっかり取り去ることが出来るようです。説明書には大きな耳垢も取れると書いてあるようですが、ネットの評判では細かな耳垢に向いているようです。吸引と振動が耳に心地よい刺激になり気持ち良いと言う意見もありました。

 

ののじ 爽快ソフト耳かき

 先端が丸くなった3重のワイヤー形状のため、柔らかくしなることが出来、力を入れすぎることも無く、繊細な耳の穴をやさしく掃除することができるようです。

耳垢を飛び越えて耳垢を掻きだすことが出来る為、綿棒のように耳垢を奥に押し込んでしまう可能性が少ないようです。

レビューを見ると、乾性耳垢の方は気持ちは良いが、耳垢が取れている感覚が少ないとの意見が多く、一方、湿性耳垢の方はの評判は上々の様です。

尚、乾燥耳垢と湿性耳垢の違いは下記の記事を参照してください。

 

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匠の技 最高天然すすたけ耳かき 

従来からある耳かきです。厳選した高級煤竹で作られており、精密成型で軸を細く、へラ部分を薄く小さくし、極上の使用感を感じていただくため、細部までこだわって作られた耳かきです。

ネットの評判を見ると、元々は加工なども全て日本で行っていたようですが、現在は海外で生産し日本では最終検査のみの様です。加工から最終検査まで全て日本で実施していた時は高い評判でしたが、最終検査のみになってからは若干精度が落ちているようです。それでも100円ショップで買える耳かきとは比べ物にならない使用感だそうです。

 

MARUTO純チタン耳掻き

円周方向に3枚のへらが付いた耳かきです。このタイプの耳かきも様々なメーカーから商品化されています。

ネットでの評判でも耳垢が取れると評判で、私もこのタイプの耳かきを愛用しています。気持ち良すぎて必要以上に耳を掻きすぎないように注意しましょう。

 

天使のミミクリン

耳かきと言うより、耳の周辺を掃除するローション付きの綿棒です。乾燥した状態でも綿棒にローションを付けることで取れにくい耳垢も掃除できるようです。綿棒には清掃用と拭き取りようがあるので、掃除した後も拭き取る事でスッキリするそうです。

ネットでの口コミも上々で、気持ちよかったとかスッキリしたと好評でした。

 

抗菌綿棒

普通の綿棒です。可もなく不可もなく、安定の安心感があります。綿棒による耳掃除の場合、耳垢を耳の奥まで押し込んでしまう時がありますので注意して使用しましょう。 

 

お子様や幼児の耳掃除

小さなお子様の耳掃除の場合、耳穴が小さい為、掃除が難しい場合があります。そんな時は先端がLED等のライトで光るタイプの耳かきを使用すると比較的安全に耳掃除をすることが出来ます。そんなライト付きの耳掻きをご紹介します。

 

ママミエール

耳かき先端がLEDにより光るので、耳の中を明るく照らすことが出来ます。また、先端付近に曲部があるため、必要以上に耳かきを奥まで入り込ませない構造になっています。

お子様などの耳掃除の時は耳の穴が見えにくい為、十分掃除ができない場合がありますが。先端が光るため、良く見えて安全に掃除できると思います。

 

シリコンキャップ付き赤ちゃん耳かき

こちらも評価が高かった耳かきです。先端がLEDで光るため耳の穴がハッキリ見えるので安全です。

お子様に使う時はシリコンのキャップを付ける様ですが、そのキャップが大きい為、赤ちゃんの耳の穴では若干大きいようです。

 

耳掃除はしなくても良い

耳かき不必要

耳垢を掃除するととても気持ちよく、毎日のように耳かきで掃除したくなりますが、耳鼻科の方の話では、耳の穴を掃除する必要はないそうです。

耳垢で耳の穴を守る

耳垢とは耳の中の代謝によって皮脂からはがれた老廃物と耳のから出る分泌液が混ざったものです。耳の中の外耳道と呼ばれる場所も皮膚で覆われていますが、腕や足のように厚みは無く薄い皮膚組織の為、耳垢が外耳道付近に溜まることで、耳の穴を守る働きがあります。

異物から鼓膜を守っている

外耳道付近に耳垢が溜まることで、外耳道の奥にある鼓膜を守る働きがあります。

耳の穴に侵入するゴミやほこりを耳垢の粘着質でからめとり、ゴミやほこりが耳の奥の鼓膜まで到達することを防いでいます。

細菌の繁殖を防ぐ

耳垢は弱酸性であり、リゾチームやIgA、IgGなどの成分からできています。これらは抗菌作用や抗真菌作用があると言われており、耳の穴での細菌の繁殖を防ぐ働きをしています。

虫の侵入を防ぐ

耳垢から発生られる独特に臭いで昆虫の侵入を防止していると言われています。

耳の穴の乾燥を防ぐ

外耳部分から出ている分泌液が耳の穴の皮膚部分に適度な湿気をもたせ、耳の穴を乾燥から防ぐ働きがあります。

耳垢を鼓膜側に押し込んでいる

綿棒や耳かきを耳の穴に入れることによって、耳の穴に付着している耳垢を耳の奥に押し込んでしまう場合があります。押し込むことで外耳道自体を埋まらせてしまう場合もあるそうです。また、鼓膜周辺に耳垢が溜まってしまう場合もあるようで、耳の聞こえ方が悪くなる場合もあるようです。また、鼓膜周辺に耳垢を押し込んでしまう時に鼓膜自体を傷つけてしまう可能性もあるようなので注意が必要です。

鼓膜や外耳道を傷つける可能性がある。

耳掃除の際に、綿棒などを耳の穴の奥に突っ込みすぎて、鼓膜を気づ付ける場合があります。また、耳かきの先端が外耳道の皮膚部に触れることで、皮膚に傷がついてしまう可能性があります。傷ついた部分が可能氏、バイ菌などが繁殖し、耳を傷める原因になることも考えられます。鼓膜や外耳道などを傷つけてしまうと難聴になる場合もあるようなので、奥まで耳かきをしている方は、穴の入口周辺だけに留めるようにした方が良いです。

綿棒は耳穴に入れてはいけない

綿棒の注意書きを読んでみると、耳の穴に入れないようにとの注意書きが書いてあります。形からして耳に入れる為の形状と思いがちですが、本来は耳周辺を掃除する為のもので、耳の穴に入れるものではないようです。耳に水が入った時などは綿棒を耳に入れたくなりますが、本来の用途に添った使い方から考えると耳の穴には入れてはいけないようです。

耳垢は自然に排出される。

耳垢は自然に排出されているようなのです。耳垢自体は皮脂の剥がれや分泌液で絶えず作られていますが、耳の穴を塞ぐほどにはならず、絶えず、耳の穴から外部に古くなった耳垢を排出しているようです。例えば、睡眠時に寝返りを打つことで排出されたり、歩いているときの振動で耳から排出されているそうです。この様に日ごろの何気ない動作で耳垢は体外に出ているため、何年も耳かきをしなくても耳垢で耳の穴がふさがらないのです。

 

耳掃除は耳鼻科で行う

耳垢などが気になって掃除がしたくなったり、耳に違和感がある場合は耳鼻科を受診して耳掃除をしてもらう方法が一番確実らしいです。

耳鼻科では、耳用の吸引機(掃除機のようなもの)を耳の入り口付近に押し当て耳垢を吸引して吸い取ってくれるそうです。皮膚を傷つける可能性がある為、昔のようにピンセットを使って耳掃除はあまりしないようです。治療の場合だけ、ピンセットで脱脂綿を詰めたりするようです。

 耳掃除はいつ行えば良い

いつ耳垢を掃除するの

毎日耳かきをしている方もいると思いますが、やりすぎはかえって耳の穴を傷つけてしまう可能性があります。前述したように耳垢には外耳道だけでなく鼓膜を守る働きもある為、掃除のしすぎは耳の機能低下や耳の病気の原因にもなります。

入浴後に行う

お風呂に入った後は耳垢が湿気を拭くんでふやけて泥状になっており、掃除しやすい状態になっています。お風呂上りに行うと耳垢を取ることが出来ます。しかし、摂りすぎには注意しましょう。耳の中の水分を取るような感じで、耳の穴に綿棒を押し当ててゴシゴシ擦らないように注意しましょう。

1ヶ月に1~2回程度の掃除で大丈夫

耳掃除自体は月に1~2回程度で良いとこのことです。綿棒で耳の穴を掃除したり、耳かきを挿入する訳ではなく、耳の穴の入り口付近を軽く拭き取るぐらいで大丈夫とのこと。1ヶ月に1~2回程度、お風呂に入って耳垢がとりやすい状態になった時に、綿棒などで耳垢を取ると良いでしょう。

どうしても耳の穴がかゆい場合は、耳を引っ張るなどしてかゆみを取る方法が一番安全とのことです。それでもかゆみが治まらない場合は、耳の穴の病気の可能性もある為、耳鼻科の受診が確実らしいです。

安全な耳掃除の方法

耳かきの正しい方法のポイントは3つです。

  • 綿棒を使う
  • 1cm以上奥に入れない
  • 外耳道になるべく綿棒を触れさせない

耳垢の溜まる場所は耳の穴の入り口から1cmぐらいのと言われています。その場所に耳垢を作り出す耳垢線がありるからです。従い、1cm以上奥には耳垢は溜まりません。

乾いた状態の綿棒でもいいのですが、ベビーオイルや化粧水などで綿棒を湿らせると綿棒の吸着率が向上し、耳垢などが綿棒に取り付けやすくなります。オリーブオイルなどを使用する方法もありますが、アレルギーなどを確かめてから使用するようにしましょう。

また、予め綿部分にが湿っている吸着力の高い綿棒も売っていますので、そちらを使用するのも良いかもしれません。

綿棒は、耳の穴に向かって真っすぐ、そしてゆっくりと挿入します。その時に綿棒が外耳道に触れないようにします。その時に、綿棒が1cmほど入ったらゆっくりと回し、そのままゆっくりと綿棒を抜きます。注意点として、綿棒を1cm程度入れて回すときに、綿棒の綿の部分を外耳道に擦りつけたりしないようにしましょう。擦りつけなくても十分に耳垢は掃除できます。

 

耳垢の種類

 耳垢には大きく分けて乾燥耳垢と湿性耳垢の2種類があります。

乾性耳垢

日本人の84%が乾燥耳垢です。大多数の人が乾燥タイプなのです。乾燥した粉状のもので、灰白色や黄色上の耳垢です。粉状の耳垢が年月を得て一塊になる場合もあります。

湿性耳垢

ベタつきのある褐色の状や黒色の耳垢です。飴状に伸びることからアメミミと呼ばれたり、猫の耳垢に似ていることからネコミミと呼ばれることがあります。日本人の16%が湿性耳垢と言われています。

乾性耳垢と湿性耳垢の違い 

乾性耳垢と湿性耳垢の違いは耳内で分泌される耳垢線の数による違いと言われています。耳垢線が多いと耳の穴内の分泌量が多くなるため、湿性耳垢になると言われています。

 耳垢の成分

主な耳垢の成分は、遊離アミノ酸、脂質、タンパク質と言われています。湿性耳垢の場合、糖質が多いということが分かっております。糖質は水分を吸着しやすい成分の為、耳垢が湿っている原因が糖質にあると言われています。

 耳かきで発症する病気

耳掃除をやりすぎると思わぬ病気を引き起こしてしまいます。代表的な病気を紹介しますので、心当たりの方は適正に対処することをお勧めします。

外耳炎(外耳道炎)

外耳炎の症状についてお話しします。外耳とは耳の穴の入り口から鼓膜までの間のことを指し、正確には外耳道と呼びます。外耳道が何らかの影響で傷つき、その傷から細菌などの感染を起こし炎症や湿疹が起こる病気です。

痛みやかゆみを感じたり、ヒリヒリ熱い感じ(灼熱感)が起こるのが特徴で、耳鳴りがしたリ難聴を感じる方もいるようです。

耳掃除をした際に外耳道に傷がつき、そこから発症する場合が多いので、耳掃除の際は注意したい病気です。

外耳炎を放置すると、耳の殺菌作用や抵抗力が落ちてくるので、早めに耳鼻科を受診しましょう。

耳垢栓塞(じこうせんそく)

読んで字の如く耳垢で耳の穴がふさがれてしまう病気です。耳垢が出来すぎてしまって塞がれてしまう場合もあれば、耳掃除の際に綿棒などで耳垢を奥に押し込んでしまった際に起きます。

耳鳴りや、奇妙な音が聞こえたり、聞こえにくく耳が詰まったような感覚が特徴的です。また耳の中が痛い場合もあるようなので、症状に心当たりがあるようなら早めに適正な処置を行いましょう。

外傷性鼓膜穿孔(がいしょうせいこまくせんこう)

何らかの拍子に鼓膜を破いたり傷つけてしまう病気です。例として耳掻きをしているときに誰かがぶつかって鼓膜を傷つけたり、耳掃除をしているときにくしゃみをして鼓膜を損傷してしまう事が挙げられます。

耳に痛みを感じたら直ぐに適正な処置を行いましょう。

 

耳かきのやりすぎによる耳のトラブルは意外に多い為、耳に痛みを感じたり、耳鳴りや聞こえにくさを感じた時は、耳の病気の可能性があります。自然治癒を待たずに耳鼻科を受診するようにしましょう。

まとめ

耳掻きグッズから安全な耳の掃除方法までご紹介しましたが、耳垢自体は耳から自然と排出されるため、必要ないようです。

しかし、耳かきは非常に気持ちよいため、耳の穴が傷つかない程度にはかきたいと思います。その時は、毎日のように掃除をしていると傷つけてしまう可能性がありますので、月に1~2回程度に留め、耳の健康にも留意したいものです。

耳の健康維持の為に掃除しているのに返って悪影響を及ぼすようでは本末転倒なので、その辺りに気を配りながら自己責任で耳を掃除するようにしていきましょう。

耳に違和感を覚えたら、放置せずに早めに病院などに行くようにしましょう。

 

以上、耳かきおすすめグッズ。耳垢の取り方のコツとは?乾いたり湿っている時の掃除のやり方でした。