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ドナルド・トランプ大統領が誕生した。

アメリカ大統領選挙でトランプ氏の勝利が決まった。誰がこの結果を予想していただろうか。劇的な大統領選挙だった。

 

開票が始まると同時に世界に衝撃が走った。トランプ氏の獲得票数が予想以上に伸びていたのだ。世紀の番狂わせの始まりだった。

激戦州でも、トランプ氏の勢いは凄まじかった。

ある程度の接戦が予測されていたが、勢いは予想以上だった。また衝撃的だったのがヒラリー・クリントン候補が優勢と伝えられた地区で、いずれも接戦となってしまったのだ。予想だにしていない事態に、ヒラリー陣営幹部も落胆の色を隠せない。各州の選挙結果が判明するたびに、ヒラリー陣営の歓声は静寂に変わっていった。

 

トランプ陣営も、この番狂わせは予想していなかったようで、目の前で起こる奇跡に会場は割れんばかりの興奮に包まれた。

 

今回の大統領選挙では、隠れトランプ支持者が大勢を決めると言われていたが、ここまでトランプ氏が支持されていたとは誰も予想していなかっただろう。

歴史が動くとはこういう事なのか。テレビで流れる速報に解説者も言葉を失い、想像していない、いや、想像したくない結果を受け入れる為、言葉を選んで語る者が多いのが印象的だった。

 

開票速報が終盤に差し掛かり、誰の目から見てもトランプ候補の勝利が間違いない状態であっても、「トランプ勝利!」と発する者はいなかった。だれもが「大どんでん返しがあるかも」そんな期待をしているようであった。

そんな期待もむなしく、トランプ氏が開票序盤の勢いそのまま勝利を手にしてしまった。

 

第45代アメリカ合衆国大統領 「プレジデント トランプ」の誕生である。

尚、2017年1月20日 大統領の就任演説が行われた。演説全文を以下の記事で紹介する。

 

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目次

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トランプ氏の勝利を誰が予想していたか

トランプ氏がアメリカ大統領選挙に出馬表明したのは2015年6月16日である。トランプタワーの会見場で高らかに出馬宣言を表明したのである。

 

その後、数々の問題発言を繰り返し、各国の著名人から問題発言を指摘されることも多く、アメリカの恥と言われる始末であった。そんなトランプ氏がアメリカの大統領に上り詰めたのである。

トランプ大統領の主張

トランプ氏の主張は一貫していた。過激な発言ばかりが目立っていたが、主張していたものは「チェンジ」である。これはオバマ大統領が主張していたチェンジとは意味が違う。特権階級を優遇する今の政治構造からの「チェンジ」である。

 

苦労して働いても報われない環境から、かつての強いアメリカ、世界一の威厳にみちたアメリカを取り戻すための「チェンジ」である。

 

忘れ去られた人に光を!アメリカンドリームを再び!

そんな「希望」を実現すると、トランプ次期大統領は主張していた。

過激な言葉に刻まれた「希望」が報われない人々、社会的弱者の心に響き、「特権階級 VS 貧困層」の戦いとなって表れたのが今回の大統領選挙だ。 

選挙は数の勝負である。一部の特権階級と大多数の貧困層。勝負は初めから分かっていたのかもしれない。この「忘れ去られた人々」に対するメッセージが人々を熱狂させ、トランプ人気が加速していった。

 

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日本に対する影響は

日本に対しても過激な発言を連発している。トランプ氏は日本の事が嫌いらしい。今までの言動から日本に対する影響を心配する声も上がっている。現に、トランプ氏優勢が伝えられると、株式市場は一斉に値を下げ、為替市場は一気に円高に動いた。

 

不透明なトランプ政権への不安から市場が一気に反応した格好だ。

 

誰が大統領になろうと変わりはしないのに、心配性な日本人が多いと呆れてしまった。反応したのは一部の特権階級の人達だろう。トランプ次期大統領は、このような形でも

特権階級を追い落としてくれる。貧困層の労働階級の人たちは胸のすく思いであろう。トランプ次期大統領の個々の発言から読み取れる、今後の日本への対応に関して関して考察してみよう。

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TPPに関して日本の貿易への影響は

トランプ大統領はTPPに関しては一貫してNOを主張している。アメリカの製造業などに悪い影響を与える可能性が高いと考えているからだ。アメリカの企業を優遇する政策を推し進める為にはTPPは邪魔なのだ。

 

トランプ次期大統領はビジネスマンとして有名だ。日本に対しても強く迫ってくるだろう。内需だけでは経済を支え切れない日本としてはTPPによる効果が頼りだ。アベノミクスが幻で終わろうとしている現状では、TPPに景気浮揚の望みを託していたことは間違いない。

 

しかし、反TPPのトランプ氏が大統領になれば、TPP自体が消滅する可能性が高い。今国会でTPPの国会承認を目指しているが、その努力も無駄に終わる可能性が高い。今までの騒動が何だったのか笑ってしまう。

 

しかし、日本としては心配することは無い。TPPなどなくても今の日本は成り立っている。今までと変わらない状況が続くだけである。TPPによって、何が良くなり、私たちの生活に何が影響するか分からないが、気にしているのは一部の「金持ち」だけである。

 

TPPよりPPAPの方が我々の生活に影響している。ペンと果物を突き刺し、つまらない歌でも口ずさもう。ピコ太郎が記憶の片隅に消えている来年1月には、トランプ氏が大統領に就任しているだろう。

尚、2017年1月20日の大統領就任日にTPP離脱を表明した。詳しくは下記の記事をご参照ください。

 

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日米同盟安全保障に対する影響は

安全保障、とりわけ日米同盟に関しては他人ごとではない。トランプ氏は自分の国は自分で守れ!守ってほしければ金を払え!と主張している。

 

言っていることはまともな事だ。自分の事は自分で守る。我々も親から常に言われていたことだ。その当たり前のことをトランプ大統領は言っているに過ぎない。

 

集団的自衛権など様々な議論がされているが、自国の事を自分で守るという当たり前のことを考えるだけだ。人のふんどしで相撲を取っていた日本として、真の独立の一歩になるのではないか。「安全と水はただ」なんて過去の話なのだ。

経済状況に対する影響

トランプ氏優勢となっただけで株価の乱高下が止まらない。これも安心して良い。経済状況によって不利益をこうむるのは一部の「富裕層」だけだ。株価が下がろうが上がろうが我々一般庶民、いや、貧困層には影響がない。

 

あなたの周りに株が乱高下して不都合をこうむった人がいるか?為替が変動して財産を失った人がいるか?。いないだろう。株や為替の話は遠い世界の話だ。それをテレビなどで身近な問題と錯覚させ、不安をあおっているだけだ。

 

今はどこの会社も人材不足だ。仕事さえ選ばなければ直ぐに就職できる。為替お変動などで不利益を被ったなら、あなたは恵まれた人だ。

富裕層が没落し、我々の仲間になることを歓迎しようじゃないか。

まとめ

誰が大統領になっても問題はない。安心して日常生活を送れば良い。イギリスのEU離脱の時も様々な事が懸念されたが、普通に生活し生きていけた。

 

贅沢しなければ、嫌な仕事も我慢すれば生きていける。

 

本当に困るのは特権階級の人々だけだ。ギャーギャー騒いでいるのも特権階級の人だけだ。特権階級の人がどうなろうと、知ったことではない。我々庶民は「いつも貧しく、常にギリギリ」なのだ。その状況は変わらない。

 

アベノミクスだろうと、なんだろうと貧困から抜け出せない。

我々、貧困層に影響があるとすれば、トランプ氏が大統領になると、話のネタが1つ増える程度だ。

 

今年の年末の余興はトランプマスクで決まりだ!

 

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