今回は、ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生を100倍楽しく見る方法をご紹介します。

前作のファンタスティックビーストと魔法使いの旅を見た直後から、早く続編が見たいとウズウズしていたところの待望の新作です。

今回も公開初日に見てきました。

今回のファンタスティックビースト、本当に面白かった。

ハリーポッターシリーズの中で一番面白いんじゃないですかね。

ハリーポッターは大人も子供も楽しめる作品ですが、今回のファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生は、大人がより楽しめる作品になっています。

ファンタスティックビーストとハリッポーッターの違い

ハリーポッターの場合は、ヴォルデモートと言われる絶対的な悪との死闘を繰り広げる勧善懲悪的な作品でしたが、今回のファンタスティックビーストは、そんなに単純ではないんですね。

ジョニーデップ演じるグリンデルバルドが悪の親玉なんですが、主義主張がありそれに共感する人たちを集め、自分たちの理想の社会を作り出そうとしている集団なんですが、武力によって歯向かうものを容赦なく叩き潰す、今で言うテロリスト的な存在なんですね。

我々の住む現実社会でもそうですが、生まれや習慣によって差別されたり、夢を叶えられなかったり、その時に理想の世界を作ってくれるかもしれない人物が目の前に現れたら、その人にかけてみたいと思っても不思議ではありません。

それがジョニーデップ演じるグリンデルヴァルト。

劇中でも思わぬ人が理想を追い求めて愛する人のもとを去っていきます。

そんな人の心理に深く切り込んだ人間性を描き出した素晴らしい作品でした。

本当にジョニーデップの演技は最高でした。

グリンデルバルドのジョニーデップ

最近はプライベートでもトラブルを抱えていたり、ヒット作に恵まれていなかったり、叩かれることが多い大物俳優ですが、敵対する相手をうまく取り込む包容力や集団の心を一瞬でつかむカリスマ性を持つグリンデルバルド。

もう本当のはまり役でした。本当にかっこいい。

このようなシリーズものを見る場合に議題に上がるのが、前作を見た方が良いかになります。

前作を見なくても楽しめますが、絶対に見たほうがいいと思います。

ハリーポッターシリーズまで見る人必要はないと思いますが、ファンタスティックビーストの1作目は見た方がいいでしょう。

その理由として、私は、家内と見に行ったんですが、私は前作を見ていましたが家内は前作を見ていませんでした。

映画を見終わった後に、家内が前作を見たいと言い出しまして、 DVD をレンタルしましたが、家内が一言「一作目を見てから二作目を見ればよかった」と嘆いていました。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

今回の作品は特に人間の関係性が複雑なので、一作目を見ないと登場人物の関係性が見えてこない可能性があります。

だから、一作目を見てから今回の二作目を見た方がいいんじゃないかなと思います。

ただ映画が公開されたせいでレンタル中が本当のを買ったんですね。

私も最後の一本をレンタルできたのですが Amazon でも見れるみたいですので概要欄にリンクを貼っておきます。

レンタルできなかった方はそちらをご覧いただければなと思います。

レンタルできなかった人のために簡単に前作の話をしますと、性格に癖のあるムツゴロウさんが主人公のお話なんですね。

ムツゴロウさんを知らない人のためにざっくりお話ししますと、ムツゴロウさんは世界中の動物集めて北海道に動物王国なるものを作った人なんですね。

その動物への接し方が独特で、とても常軌を逸しているんです。

本作の主人公も世界中の魔法動物集めて自分の鞄の中に動物王国を作っているんです。

そして周りからは理解されない接し方で動物を手玉にとっている、そこが共通点です。

その動物の特性を活かし巨大な悪に立ち向かっていく。

これが今回の作品になっています。

もし一作目の DVD を借りたら特典映像についている原作者 JK ローリングの話をぜひ見てください。

ファンタスティックビーストに対する原作者の考えが語られていてとても面白くとても興味深かったです。

今回のファンタスティックビーストは全部で五作も作られる予定らしいんですが、今から次の作品が出るのが待ち遠しくてしかたがありません。

そんな感じでファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生を100倍楽しく見る方法でした。